『逆光の頃』の高杉真宙を見て

どうも、高杉真宙のファンです。先日11月26日に行われたTAMA CINEMA FORUMのB-7プログラム高杉真宙特集でぼんとリンちゃんと逆光の頃、B-8プログラムトリガール!。同日池袋で行われた逆光の頃凱旋上映の逆光の頃を見てきました。
とりあえずTAMA CINEMA FORUM(以下映画祭)での高杉真宙特集は2本上映プラストークショウでめちゃくちゃいいプログラムなんだけどいやぁ集合が早い!正確には全席自由席だから開場と一緒に行ってもいいんだけどオタクの気質なのでなるべく前列行きたいじゃないですか。なので気温6度とかの中建物の外で2時間ちょっと待ってたのはさすがに堪えましたね・・・今を時めく若手俳優なので発券から座席指定ほしいです(小声)

さて、7月に新宿で行われた舞台挨拶2回行ったのにもかかわらず真宙くんの浴衣衣装がよかった!京都弁が素敵!ぐらいで映画の内容すっかり忘れていて自分の記憶力に嫌気が・・・

そんなことはまあどうでもよくてやっぱり逆光の頃の真宙くん演じる赤田くんは隠キャなんですよ(突然

どこにでもいそうな将来に少しの不安があって、でも受験というやらなければいけないことの壁が目の前にあって、普通の高校2年生なんだけど、顔のいい隠キャなんです
だって高校生青春物の映画なんて絶対にカースト上位でクラスを仕切っていたり圧倒的才能があったり。オオカミ系や黒王子系じゃないですか!!(偏見)
でも赤田くんはそんなことなくて、教室で一人で勉強して、バンドやってるクラスメイトにすれ違ってこんどライブ見に来てよって言葉を真に受けて初めてライブハウスに行って飲むものがバナナジュースで。その後河原で二人でお寿司食べて川に飛び込んでで遊んでるんですよ。
父親から守るもののためにヤクザと喧嘩した聞いた昔ばなしが頭をよぎり勝てなさそうな相手と大雨の中殴り合いの喧嘩するんですよ。

たくさん汚れちゃったねってヒロインに言われてるんだけど滅茶苦茶癖ですねぇ(ゲス)

トークショウで話を聞いてると真宙くんはピュレグミのレモン味なんですよ。f:id:Bam-bi:20171127171915j:plain
甘酸っぱいような、でも溶けて消えてしまうような

私は高杉真宙くんのこと詳しくないけど、水に映る光のような、雪に太陽が当たるようなちらちらとした輝きがあると思っていて、たとえば中島健人だとそれはラメとかグリッターのような輝き方だと思っていて。
真宙くんは攻めの演技ではなく受けの演技がうまいって監督が言っているのがとても腑に落ちて。キャラが出来上がっていてこうと決まっているよりふわりふわりと捕まえられないような、でも軸がはっきりしている役が染まるような(物理的ではなく)白い俳優さんだなと改めて思ったんですよ。
そんな真宙くんでも劣等感をかんじるとか、もっと頑張らなくてはいけない、負けず嫌いと口に出していることに心を打たれてしまいまだまだ見ていたいと思う俳優さんだなと感じてより一層今後の作品が楽しみになります。とりあえずみんなレンタルして逆光の頃を見て!